#現在の日本列島表層の地殻は、主に中生代後半以降の若い付加体と白亜紀~新生代の花崗岩でできている
#日本列島の古い付加体、花崗岩はプレートの沈み込みでマントルに送られてしまったから
#古生代前半、超大陸から離れた中国南部の大陸塊(日本)は南半球の低緯度にあった
#古生代後半、中国南部の大陸塊(日本)は北半球の低~中緯度にあった
#中生代の初めに中国南部の大陸塊と北部の大陸塊が衝突し、日本は初めてアジア大陸の地位部となった
#新生代古第三紀の日本は内陸部では低湿地が広がり、森林が発達した
#日本が現在のような島弧に新生代後半になった
弧-海溝系には新生代中盤
#古第三紀には
- 北海道西部(大陸と地続き)と北海道東部が合体
- 太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込むようになった
#新第三紀中ごろに伊豆小笠原弧が衝突し、新第三紀終わりごろ伊豆半島ができた
#日本海が開き始めると、正断層が生じ、激しい火山活動も起きた
この時期の火山岩類は緑色を帯びている傾向があるので分布域をグリーンタフ地域という
#海底での火山活動によって海底熱水鉱床もできた
#新第三紀のおあり頃から日本列島は東西に圧縮され、隆起、沈降、褶曲などが起きた
丁度ここでキリが良いので
今回の要点整理はここで終わりますね
その代わりに軽い確認問題をやりしょう(笑)
・飛騨帯の岩石で最も古い年代は?
正解は原生代
位置的に大陸側なので古いのかなと気づくと思います。
原生代~古生代らしいです
・高温低圧側変成岩は次のうちどれ?
1.周防帯 2.美濃・丹波帯 3.三郡・蓮華帯 4.領家帯
正解は4です。
1は低温高圧型変成岩を一部含んでいます。
この一部含むっていうのが、「ジュラ紀を一部含む」のようになっていたりと難しいところだと思います。
数研出版と啓林館などの教科書によっても、多少これらの年代などがずれていたりとしている感じなので(地体構造の細かさが異なるから仕方ないのですが)どっちにも重なっている年代と「一部含む」を無視した部分を優先して覚えるだけという選択で負担は多少減ると思います。