#黒雲母はSiO₄四面体が平板層状となり、層の間の結合が弱くはがれるような結晶面が一定方向に割れることをへき開
#結晶構造は同じだが、化学組成が異なる割合をとるものを固溶体
#石英以外の主な造山鉱物は固溶体
#かんらん石にはMg²⁺とFe²⁺が様々な割合で入っている
#無色鉱物はCaに富む斜長石から晶出していき、Naに富む斜長石、カリ長石、石英
などの酸性岩に多い鉱物が晶出されていく
#有色鉱物は、かんらん石、輝石、角閃石、黒雲母の順で、これも塩基性岩に多い鉱物から酸性岩に多い鉱物が晶出されていく
#マグマの温度が下がり、鉱物が晶出されてマグマの底にたまっていくなかで、玄武岩質マグマ、安山岩質マグマ(輝石を晶出)、デーサイト質マグマ(角閃石晶出)、流紋岩質マグマ(黒雲母、上に書いたあとから晶出される無色鉱物晶出)となる→結晶分化作用
#弧-海溝系の地下で上昇するマグマが周囲の岩石をとかして化学組成を変化させて安山岩質マグマになる同化作用がある
#玄武岩質マグマと流紋岩質マグマが混合して安山岩質マグマが出来るような異なる化学組成を持つマグマ同士によるマグマ混合などもある
#大陸地殻では多量の花崗岩が存在し、流紋岩質マグマの量が多くないのは、花崗岩質マグマが地殻の部分溶融によってもつくられているためと考えられている
#地殻の岩石のなかで特定の鉱物が通常の割合を超えている場所を鉱床という
#火成作用による鉱床を火成鉱床、堆積作用によるのを堆積鉱床、変成作用によるのを変成鉱床という
ー火成鉱床ー
#マグマの温度が下がる中でクロムや白金などの鉱物が早めに結晶して火成岩体の底にたまるのを正マグマ鉱床
#石英、長石、雲母などをふくむ大きな鉱物の結晶の集まりによる鉱床をペグマタイト鉱床
#金属成分を多く含んだ熱水がマグマから分離されて周囲の岩石の割れ目などに入ってできる鉱床を熱水鉱床
→黒鉱鉱床など
結晶分化をするマグマの温度による、これらの鉱床の分類はtwitterの方のbotがつぶやいてます
ー堆積鉱床ー
#ウラン鉱などを多く含む花崗岩が侵食、運搬、堆積されたものを漂砂鉱床
#ボーキサイトは風化残留鉱床
ー変成鉱床ー
#花崗岩質マグマが石灰岩層などに貫入して、金属を多く含んだ熱水、水蒸気が石灰岩と化学反応してCaを含むケイ酸塩鉱物を生成した交渉をスカルン鉱床