受験地学botの中の人の独り言

Twitterの受験地学bot(@tigaku_tenohira)の中の人(2代目)が大学受験の地学についてまとめています(笑)

センター地学 要点整理17

 

 

#コロナは高温(約200万K)なためX線を放出する。

X線は地球大気に吸収されてしまうため人工衛星で観測

 

 

#黒点は強い磁場をもつ

 

 

#太陽が気体で赤道加速があるため黒点からわかる自転周期は低緯度ほど短い

 

 

#黒点が多いときは太陽活動が活発な時黒点の数は約11年周期で変化している

フレアも黒点が多い時期によく起きる

 

 

#恒星の明るさは距離の2乗に反比例する

 

 

#表面温度が高い順に恒星のスペクトル型がO,B,A,F,G,K,M

 

 

#恒星のスペクトルの暗線からスペクトル型、主系列星か巨星かなどの分類→HR図にあてはめる→絶対等級測定→恒星の視差が求まる・・・分光視差

 

 

#年周視差が測定できるのは1000パーセク以内の恒星だが、分光視差ならば数千パーセクのB,A型の恒星まで距離が推定できる

 

 

#同じスペクトル型の恒星・・・明るいほど半径が大きい

 

 

#同じ明るさの恒星・・・表面温度が低いほど半径が大きい

 

 

#超巨星(ベテルギウスなど)は平均密度は小さいが、中心密度は非常に大きい

 

 

#白色矮星シリウスBなど)は平均密度は超巨星よりもはるかに大きいが、中心密度は超巨星と同じくらい

 

 

#星間物質・・・星間ガス(水素)、宇宙塵(固体微粒子)

 

 

#星間雲・・・星間物質が密になったところ

光星雲や暗黒星雲があり、これらの内部は赤外線や電波で観測

 

 

#星間雲が収縮し解放された重力エネルギーで温度と圧力上昇で原始星が出来る

 

 

#原始星がゆっくりと収縮するなかで、水素が核融合を始めて主系列星になる

 

 

#主系列星では質量光度関係が成り立つ

 

 

#恒星の明るさは質量の約4乗に比例し、恒星の寿命は質量の3条に反比例

 

 

#主系列星以降では

  • 太陽の質量の半分程度の恒星は核融合が止まり、中心部は収縮して白色矮星になる
  • 太陽の質量の半分より大きい恒星は、中心部収縮、外層膨張で巨星になり、太陽の質量の7倍より小さい場合は外層のガスが惑星状星雲中心部が収縮して白色矮星になる    中心部の温度が10^8Kを超えるとヘリウムが核融合して炭素や酸素になる

質量の大きな恒星の核融合は、最終的に安定した鉄になりそれ以上は進まない