#物理的風化・・・日射による温度変化で岩石を構成する鉱物などの膨張による小さなひび割れ、岩石のひび割れに水が入り冷え固まって膨張することによるひび割れの促進、浸透した水の中の塩類の結晶化などによる地層などの破壊
#化学的風化・・・カリ長石と二酸化炭素がとけた水と反応してカオリンを生成、熱帯ではカオリンが水により分解され水酸化アルミニウムの生成など、岩石と水が反応して岩石中の鉱物が異なる鉱物に変化したりすること
#寒暖差が大きい乾燥地域、寒冷地域で物理的風化、温暖湿潤地域では水による科学的風化が起きやすい
#石灰岩地帯では石灰岩が化学的風化を受けて地表ではドリーネ、地下では鍾乳洞をつくる→カルスト地形
#河川侵食・・・下方侵食と側方侵食がある
#侵食作用は流速の2乗に比例
#河川の運搬物(岩石)の体積は流速の6乗に比例
#川底の堆積物で流速が上がるにつれて一番最初に運搬されるのは砂
#傾斜の急な地域では大きな流速で下方侵食がはたらき、V字谷をつくり、谷底が土砂で埋められた谷底平野ができる
#傾斜の緩い地域では河川は側方侵食をする
#河口付近に堆積した土砂が沿岸流によって海岸付近に堆積して砂しが形成し、砂しが成長すると砂州になる(天橋立など)
#波による侵食で海食崖が形成され、崖が侵食によって海面付近の平坦な海食台を形成
#大陸棚・・・沖方面にある傾斜の小さな平坦面
#海岸付近に堆積した砕屑物の一部は、海流などにより大陸棚まで運ばれて堆積する。
#大陸斜面の上部付近(大陸棚の末端など)にあるものは、水流や地震で海底地すべり、海底土石流を起こし、土砂と水が混ざり合った高密度な乱泥流を発生させ、海底扇状地などを形成する。このような堆積物をタービダイトという
#水深数千mのような陸から遠い場所で、陸から運ばれるのは風で運ばれる微細な粒子であり、それらの粒子と海洋表層で生活する有孔虫、放散虫の遺骸などが1000年に数㎜くらいで堆積する
#南極やグリーンランドの厚さ数千mに及ぶ氷河を大陸氷河
#ヒマラヤやアルプスなどの山岳地帯の氷河を山岳氷河
#氷河は数十~数百(m/年)の速さで標高の低い方へ流れる
#氷河の侵食、運搬でカールやU字谷が形成され、岩盤表面には擦痕ができる
擦痕は氷河の動いた方向を知る手掛かりにもなる
#氷河の後退後に氷河の末端部や側面に堆積した大きさなどが不揃いな岩片をモレーン(氷堆石)