受験地学botの中の人の独り言

Twitterの受験地学bot(@tigaku_tenohira)の中の人(2代目)が大学受験の地学についてまとめています(笑)

センター地学 要点整理4

 

 

#海溝からある程度離れた地域で、沈降を引き起こす地震海溝型地震という

 

 

#最近数十万年間に活動し、今後も活動すると考えられる断層を活断層

 

 

#火山活動でマグマが上昇すると火山周辺で隆起などが起きる

 

 

#火山活動による地殻変動数週間~数年間で数十~数百mの変動をもたらす

 

 

#河岸段丘では古い地形ほど上の段

 

 

#火山は、プレートの拡大する場所、沈み込む場所、ホットスポット(ハワイのような)に分布する傾向

 

 

#島弧での火山はプレート上面が地下約100㎞に沈み込んだあたりの地上に多い

 

 

#プレートが沈み込む場所で火山活動が起き、新しい地殻をつくり出される

 

 

#海嶺ではマントルの一部がとけてマグマを発生させ、地表に出て厚さ約7㎞の地殻をつくる

 

 

#海嶺の火山周辺では海水によって冷やされた地殻の割れ目に海水が入り込んで熱水循環が起こる

 

 

#熱水循環の出口にはブラックスモーカー、ホワイトスモーカーなどの高温の水の噴出口が存在

 

 

#高温のブラックスモーカーからは銅、亜鉛、鉄などの硫化物低温ホワイトスモーカーからは硫黄や石膏の白い沈殿物が主成分として噴出

 

 

#地球全体でホットスポットは20~40か所

 

 

#ハワイ以外にも、アイスランドガラパゴス諸島アメリカのイエローストーンホットスポット

 

 

#海嶺やホットスポットではマントル内の岩石の上昇により圧力の低下が起きると、マントル上部のかんらん岩の一部がとけて玄武岩質マグマが発生する

 

 

#島弧では、プレートの沈み込みによってプレートの上のマントルに水が供給されてかんらん岩の融点が下がりとけてマグマが発生する

 

 

#マントル内部の岩石がとけるとき、鉱物の表面が少しとけたり、とけやすい成分からとけることを部分溶融

 

 

#部分溶融ではマグネシウムはとけにくく、ケイ素やナトリウムなどがとけやすいから塩基性玄武岩質マグマが生じる(かんらん岩は超塩基性

 

 

#噴火の大まかな流れは

 マグマは密度が下がると浮力で上昇

周囲の岩石密度とつり合う深さでマグマだまりに蓄えられる

→周囲の圧力が下がると、マグマの揮発性成分が分離

→揮発性成分の圧力が高まる

→岩石を打ち破ってマグマが地表に噴出