受験地学botの中の人の独り言

Twitterの受験地学bot(@tigaku_tenohira)の中の人が大学受験の地学についてぼやいています(笑)

天文分野

こんにちは。お久しぶりです!

 

なかなかまとまった時間を作れず、ブログの更新が出来ませんでしたm(__)m

 

今日は前回の秋田大学の続きで、2015首都大東京の天文分野から・・・

 

 問2 地球と火星が衝の関係にある際、火星は真夜中に南中することになる。衝の一か月後火星の南中時刻は真夜中より早くなるかそれとも遅くなるか理由とともに答えよ。

 

という問題です。

作図を用いても良い問題です。ちなみに前問で火星の公転周期をケプラーの第三法則で求め、1.9年と出ています。

作図を用いても良いという問題は出題されるので、教科書や図説の表や図をしっかりと確認しておくといいですよ!

 

衝と合、内合と外合などは恐らく大丈夫だと思うので図を思い出してください。

衝の場合は、太陽、地球、火星の順に並んでいるため問題文の通り火星は真夜中に南中します。

その後、地球と火星が公転するとどうなるかを考えます。

地球のほうが公転周期が短いため、衝の時と同じ時刻では太陽と地球を結ぶ線より左側にズレます。

ということで、真夜中より早くなるが正解です。このことをうまくまとめたものが解答です。私なりの解答は

地球のほうが公転周期が短いため衝から一か月たった場合、地球から見て火星は西にずれていく。よって南中時刻は真夜中より早くなる。

 

問4火星の大気主成分は二酸化炭素であるが、約30億年前の地球の原始大気も現在の火星同様の大気組成であったと考えられている。地球が現在のような大気組成となった理由を答えなさい。

 

天文と言いながら地球史ですね(笑)せっかくの機会なので、おさらいしましょう。

最初、地球の温度は高かったのですが温度が下がり大気中の水蒸気が雨となって海をつくりました。ちなみに枕状溶岩などからも38億年前くらいには海は存在していたと考えられています。二酸化炭素は海に吸収されて石灰岩となったりします。

また、光合成色素を持つ原核生物のシアノバクテリアが出現して二酸化炭素光合成に利用されます。シアノバクテリアの生痕化石であるストロマトライトから27億年前のシアノバクテリアの存在が予測されています。

二酸化炭素が海に溶け込み沈殿して窒素が主成分になったり、光合成生物の誕生によって吸収され酸素が生み出されたから。

 

問5火星の表面には、地球からの観測でも多数のクレーターが認められている。一方、火星と比べると、地球表面に見られるクレーターの数が少ない。理由を三つ述べなさい。

という問題です。(簡略化しました)

参考になる資料として地球の平均気圧1013.25hPa、火星の平均気圧 7.50hPa

とあがっています。

 

この気圧差から地球のほうが気圧のバリアがあるから隕石が届きづらいみたいなイメージはつくでしょう。

あと2つは問4などの答えから考えます。知識として答えを知っていれば早いですが、ここでは知っている知識の断片や解いた問題から考えます。いわゆる受験数学の誘導問題みたいな感じですね。ちょっと違うかもしれないですが(笑)

地球には海があります。そもそも殆どが海と言ってもいいでしょう。北半球は比較的大陸が多いですが・・・。海でも観測できないところもあるのでクレーターを見つけるの難しいですよね。余談ですが、マリアナ海溝などの深海はまだまだ謎が多く、神秘的な生物が生息しているらしいです。先日youtubeでそんな動画を見て感動していました(笑)

そして地球には液体の水も存在しています。水や大気によって地球は削られ続けます。つまり風化や侵食が起き続けているため、地形は変形してしまいます。

 

以上の三点をまとめればOKです。

 

今日はこんな感じで終わりです。

教科書の知識を覚えるのは難しいですが、グラフや図はなるべく目を通しておくことが大事です。作図できると説明が楽な場合もありますので・・・

知らない、見たことない問題が出されても焦らず知っている知識をつなげて考えたり、問題文からヒントを得て思考すれば解ける問題は地学は多いです。

受験の天王山の夏が近いですが、暑さに負けず頑張っていきましょう!

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