受験地学botの中の人の独り言

Twitterの受験地学bot(@tigaku_tenohira)の中の人(2代目)が大学受験の地学についてまとめています(笑)

地学の問題集【基礎なし地学使用者向け】

 

さて、前回の記事で書いた通り地学の問題集、参考書について書きます。

教科書、資料集、過去問集について書かれた前回の記事はこちら

 

tigakutenohira.hatenablog.com

 

 前回の記事に書いたものだけやれば十分だと思いますが(笑)

 

 

多くの受験生は、センター試験では、地学を含め多くの科目を使います。

二次試験にも地学以外に英語や数学、もう1つ理科科目。

大京大あたりを狙う人は国語もあるわけですから

地学だけに集中もしていられないわけですよ。(配点は多少変わりますが)

 

こんな状況で、ある程度のレベルに達成するのに時間がかからないこと、教科書、資料集、過去問をやりこむだけで実力がつく特徴を考えると

地学のコスパが最高なんですね~!(^^)!

 

  • どうしても多くの時間を地学に費やしたい。
  • 他の理科の選択勢にリードしたい。
  • 数学や英語が苦手だからそこのビハインドを地学で補いたい。

などなど考える方も多少はいるでしょうから・・・地学受験自体少ないから本当に多少なんだろうなあ・・・

 

書きます!

私自身も数冊ほど問題集、参考書を購入したこともあるので

私や地学受験をした知り合いの経験に基づくものですが(;´・ω・)

 

 

 

 

よくネットで検索をかけると出てくるのが

伊藤の地学解法のコツ

東進の出版です。旧課程です。

私も持ってましたが少ししかやりませんでした。

この問題集は賛否両論なんですよ。

 

私は反対派です。理由はシンプル。私には合わなかったからです(笑)

「お前の趣味を押し付けるな」って思われるでしょう。

しかしながら、親しい知人も「受験向けじゃない」と言っていましたし、そもそもセンター向けと書いてあるわりにはコリオリ力の公式を使わせるなど結構無茶ぶりが激しかった気がしました。

 

ごちゃごちゃとネガティブなことを書いてしまいましたが、この問題集をやって東大などに合格している人も居ますよ!(^^)!

予備校のテキストと違いネット通販で入手でき地学全範囲をカバーしていて値段も手ごろになっているものもあるので理系地学受験生で使う人は多いとも思えます。

使っていないくても持っている私のようなパターンも結構いるでしょうし(笑)

要するに使用者に合うか合わないかの問題です(;´・ω・)

 

 

 

 

 

 

続いておそらくマイナーですが

地学ⅠB・Ⅱ図解・計算問題の解き方

旺文社が出してます。これまた名前から古さが伝わりますね(笑)

旧旧課程ですから・・・

東大の名誉教授が著者です。

 

項目ごとの例題、類題には

基礎的な問題(「2017 センター試験 地学基礎 追試」を私が解いたとき、一番厄介と感じた問題とほぼ同じ問題などもありましたが・・・)が掲載され

練習問題などに本格的入試問題(東大や京大の過去問など)が載っています。

また、タイトル通り、例題では図解がしっかりしています。

センサーと若干異なる点は

古くて解きづらいと感じるかもしれませんが、典型問題だけでなく、あまり見かけないが理解をしっかりしていれば解ける良問なども掲載されていることです。

個人的には少し見づらいですが、大きさがコンパクトで持ち運びはいいです。

ただし注意すべき点として、指導要領の違い冥王星準惑星じゃない時代)があります。

 

 

 

 

 

地学Ⅰしか入ってませんが、

頻出重要問題集

私はオススメです!

マーク問題が多めで、解説も良くサクサク解けます。

マークだけだからセンター向けだとガッカリなさらなくても大丈夫です!

センター試験だけでなく、二次試験の問題も載っていますから。確か東大の問題も掲載されていた気がします。マーク式だったと思いますが。

地学Ⅰの知識をスピーディーに詰め込むのに最適でしょう。

最初はこの本から始めてセンサー地学につなげても良いと思います。

また、「センサー地学を手に入れることが出来ない」、「手に入れることは出来ても値段が高すぎる」などの場合は、この参考書で地学Ⅰの基礎をしっかり固め、地学Ⅱの範囲を教科書と過去問演習で補うという形で勉強していっても大丈夫だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

短期攻略 大学入学共通テスト 地学

「地学基礎」、「地学」と分類される新課程になってから結構経ちますが、ようやく出た現行課程に準拠した数少ない市販問題集です。

私も気になってしまい、書店で購入してみました(笑)

掲載されている問題はセンター試験の過去問がほとんどです。

出典が掲載されていない(恐らくオリジナル)問題は、指で数えれるほどだと思いました。確か大問が63個ある中の2個くらいだったかと。

センター試験の過去問でも1996年以前の課程から最近のものまで厳選されていて、ワンポイントアドバイスもあるため、赤本や黒本よりも解説が丁寧だと思います。

私自身、まだ最初の大問10問程度、固体地球の範囲までしか解いていないのですが、今のところ、上記の頻出重要問題集の代替品、現行課程版の頻出重要問題集のポジションになるのではないかと考えています。ただし、上述の通りセンター過去問とオリジナル問題だけで構成されていて、頻出重要問題のように二次試験の問題が一部収録されているというわけではないです。

また、地学基礎版の短期攻略とは重複がないようにされているようなので、共通テストでは「地学基礎」を使わないにしても、理系で二次試験で地学まで使う受験生が、センサー地学が手に入らない場合などに、2冊の短期攻略で基礎を固めて志望校の過去問や他大学の過去問に取り組むのも有りかと思いました。もちろん教科書や資料集もしっかり活用しながらですが。それにセンサーを個人で入手できたとしても、そっちよりお財布には優しいかもしれません。

すみません、受験という目的意識もないので集中力が1時間も続かず、現時点で感じたことしか書けないです(笑) 追々解いて更新するつもりです。

集中力が続かなかった私が偉そうに書くのもおかしな話かもしれませんが、英語や数学などの他科目をやらなければいけない場合であっても、「1日3題」という表紙のペースではお釣りがくるくらいにスピーディーに基礎固めができると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとりで学べる地学

高校地学の全範囲を網羅している数少ない参考書です。

この参考書の最初にも書かれているように教科書を補足する役割らしいので、教科書が手に入るまで、読み込むためのサブテキストとして使うことをおススメらしいです。

章末問題もついていて軽い問題演習もできます!

正式に基礎なしの地学範囲が含まれていて、頻繁に改訂もされている唯一の市販の参考書です。

 

 

 

 

 

 

 

 

同様に参考書ですが

くわしい地学の新研究

地学受験をした大学の知人の数人が使用していたそうです。

私自身は使用経験がないのですが、使用したことのある人たちが称賛していました。

これも高校地学の範囲を網羅しているそうです。

いわゆる新・物理入門 化学の新研究のような参考書と聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

問題集総括 

 

 

基礎なし地学の問題集、参考書が殆ど出版されていないことから

無理に地学全範囲を含んだ問題集を手に入れるため

お金や時間を費やさず、地学Ⅰなどの問題集で軽い基礎固めをして、一気に過去問で全範囲を網羅していく

という戦略が大事だと思われます。

 

 

 

しかし、その戦略にも問題があります。

問題というのは地学Ⅰの問題集や参考書が旧課程ゆえに絶版となり

入手が困難になっている、中古でも値上がりしすぎている場合もあります。

 

 

今後、「基礎なしの地学向けの参考書が出版されるかどうか」

私にはわかりません。

 

 

ただ、この状況の中でも合格を勝ち取らなければならないので

特に独学で学ぶという方は

「参考書だけに頼らず、教科書と資料集と過去問だけで勉強する」という

オーソドックスで教科書が好きでない人には厳しいけど

一番費用がかからない戦略が大事になってくる気がします。

 

どうしても上記の勉強方法が苦手で、市販の問題集や参考書が欲しい人は、絶版ゆえに、多少値段が高くても、手に入る時にすぐに手に入れてしまう必要がある気もします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予備校

知っている限りですが。

 

まず地学基礎は大手でも地方の塾でもやってるかもしれませんが

基礎なしの地学は基本的にやっていないと思われます。

そもそも教えれる先生も限られるかと・・・(ノД`)・゜・。

 

 

メジャーな駿台河合塾代ゼミ・東進について書きます。

 

駿台

一部校舎で開講してます。私の知る限りでは御茶ノ水

二次試験向け地学は「理系地学」という本科講座、講習講座で「理系の地学」です。

私は講習参加経験ありですが、とても良かったです。図説は手に入れておいてほしいです!(^^)!

 

河合塾

私も詳しくはないのですが二次向けの地学の単科講座であるらしいです。

大学の後輩が仮面浪人しているときに通っていたと言っていました。

 

代ゼミ

校舎を減らして勢いが弱いと言われてますが、実はオールラウンド地学という二次対策の名講座を持ってます。

私はテキストだけ見せてもらいましたが入試頻出で理解を深める問題をチョイスしてました。

基本は本部タワーで開講ですが、フレックスサテラインという映像の方にも講座があるらしいので地方にサテライン予備校があれば地方の皆さんも安心ではないでしょうか?

 

東進

伊東の地学という東進の参考書を出していますが、調べた限り二次向けの地学はなさそうです。

基礎なし地学共通テスト対策の講座なら見つかりましたが・・・

 

 

 

 

おまけ

通信添削

Z会や進研ゼミのような有名どころの添削ならどうだ?

残念ながら基礎なしの地学の講座はなく、センター地学基礎向けの講座しかないそうです。

 

裏技

通信添削や予備校のテキストをオークションで入手する方法があります。

地学基礎のテキストだけでなく、上で紹介した二次試験用の地学のテキストなども売っています。

 

 

 

 

 

 

 

全体総括

余力と時間と経済力があれば大手予備校に通ってみたり、ここで書いた問題集や参考書を買ってみてもいいのではないでしょうか。

 

書いておいて変ですが

問題集総括の内容も踏まえると

私は過去問センサー教科書中心に解けば十分だと思います。図表もフル活用してください!

 

 

 

 

 

 

 

次は模試について書こうと思います。

 

 

 

tigakutenohira.hatenablog.com

 

 

 

 

  

tigakutenohira.hatenablog.com

 

理系地学受験のメリットデメリット

初めまして!受験地学botの中の人です!

本来ならばもっと頻繁にbotのツイートを増やしていきたいのですが

気まぐれで思いついた内容を垂れ流すアカウントと化してしまったことをここでお詫び申し上げますm(__)m

twitter.com

 

 

地学の問題はセンター試験や模試を始め、どの大学も資料や図、写真を出して思考させ解答させることが多いです。

Botでは限界がある(私がツイッターbotをうまく使いこなせない)のでブログで少しずつ私の持っているものを、もしくは私より最近の地学の入試事情に詳しい地学受験者の知り合いから力を借りながら提供できたらと思っています。

 

このブログもBotもどちらかというと

理系の基礎なし地学を使う方を対象に動かしていくつもりです。

地学基礎だけの文系の方には役に立たないかもしれませんが、一般教養くらいの気持ちで読んでいただけたらうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

地学受験のメリット(個人的見解)

勉強効率がいい

私や私の知り合いに当てはまったことなのですが、短期間で足を引っ張らない点数を取ることが出来ることです。

私は浪人していた時の6月から完全に化学→地学に科目変更しましたがセンター試験では97点、二次試験も開示をしてみたら足を引っ張らない程度は取れていました。

4月に地学に変更することを考えていたが踏み切れず6月まで化学も勉強していましたね(;´・ω・)

昨年家庭教師で教えていた高校生も夏から化学→地学に変更しましたがセンターでは94点を取り某旧帝大理学部に合格しました。

今年のセンター地学は去年や一昨年に比べたらかなり解きやすくなっていましたが(;'∀')

ただ本当に、受験時代に東大だけでなく京大をはじめとした旧帝の問題を解いていましたが、それらの大学の理科で戦える点数になるのが最も早いと思っています。

  • 暗記は生物や化学より少ない。
  • ある程度暗記し現象を理解したらその場で考える問題が多い。
  • 記述問題もある程度パターンがあります。
  • 文字計算ばかりではないため、物理のような凡ミスをたくさんするなどもない。有効数字には注意ですが(笑)

 

 

地学受験のデメリット

まず高校では授業が開講されていないところが多く、地方の大手予備校がないところでは独学になるであろう。→→→But 十分独学できる教科なのでここはまだ安心。

 

参考書や問題集が少ない!→→→No problem あとでも書きますが

教科書、図表、センサー(傍用問題集)、志望校の過去問があればなんとかなると言っても過言ではない。

 

理系地学の情報が他科目に比べて圧倒的に少ない→→→私も受験生の時に感じてました。少しずつ情報が増えてきていても、他科目に比べたらまだまだ少ない現状。だからこそbotや当ブログのようにインターネットを使って地学受験生の役に立てたらいいなと考えました。

 

行ける大学が少なくなる・・・というのはさすがにどうしようもないですね。

医学部志望の方などは殆ど使えないです。使えるのは東大理科3類くらいではないでしょうか?

ただ理学部や農学部志望ならば旧帝大でも使えます(阪大は除く)

東工大は地学系の専攻があるのですが使えないです。

行ける大学は2次試験が出題されている大学を確認することが手っ取り早いです。後々紹介しますが全国大学入試正解集という過去問集で確認してみるのも手です。

また、2次試験で出題はしていないけど共通テストでは選択可能な場合もあります。

そのあたりは過去問集を眺めるだけでは確認できないので、自分で気になる大学のホームページなどを確認してみてください。

 

 

あからさまにデメリットが多くなっちゃったかも(;´・ω・)

物理化学生物のうちどれか2つで十分戦える人ならばわざわざ地学の地の字も頭に浮かべないでしょうし、まあいいですかね??

 

 

教科書など紹介

 

教科書

これは必須です。

地学に関してはヘタな参考書より教科書を読みこんだ方が点数は上がると思います。

家庭教師の生徒も12月はセンター試験に向けて地学の教科書にマーカーを引いて正誤問題で出されそうなところをチェックして読み込んでいました。

地学基礎はいくつかの出版社が出しています。

基礎なしの地学は啓林館数研出版から出されていますので、お財布と相談ですが余裕があれば2冊持っておいた方が良いと思います。

もしくは1冊は数研出版もういちど読む数研の高校地学でもいいと思います。地学と地学基礎を分けることなく分野ごとにまとめられています。

 家庭教師先の生徒には啓林館の地学基礎と地学ともういちど読む数研の高校地学を購入してもらいました。

ここで「え~なんで2種類やねん。理科に限らず他の教科は1種類しか持ってない!」と思う人が居ると思います。

私の従兄は文系でしたが、日本史の教科書を2種類持っていました。日本史の場合は山川が一強感あるのですが、ある出版社の教科書にしか載っていない内容が入試に出ることがあるそうです。

1冊でさえ教科書の隅から隅まで読んで覚えることは難しいと思われますが、一応2種類持っていれば少しは安心できるということです。

実際、大陸地殻下部の構成について啓林館の「基礎なし地学」と数研出版の「もういちど読む」では斑れい岩と玄武岩のように異なっていたと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 文科省検定の教科書ではないですが、ブルーバックスから出ている地学の教科書があります。

高校時代に地学を選択していなかった大学の知人が勉強するために使用していましたが、高校地学の内容を理解するのには十分です。

 

 

 

 

 

あとは大学の一般教養で使われている教科書あたりまでなら大学の数学や物理の知識がそこまでなくても多少は読めると思います。

 

 

 

 

図表

これもほぼ必須です。

選択している理科社会の大抵の教科は持っていると思います。

数研出版の方は基礎と基礎なしの範囲がわかるようになっています。また手に入りやすく、改定などもされています。

私は+アルファで駿台予備校の講習に参加して駿台のテキストの図表を持っていました。駿台のはさすが物理も微積でガンガン原理証明をしているだけあって定量的に現象が証明されています!(^^)!

 

あまりお勧めはしないですが  駿台の図表が気になる方はメルカリなどで確認してみてください。

個人的には駿台の講習に参加する方が図表やテキスト以上に得られるものがあると思います。

 

 

 

 

傍用問題集

地学基礎はいくつか種類がありますが、どれでもいいと思います。

基礎なしは、センサー地学のみです。

これをやるしかないです。

他の問題集で代用することも不可能ではないですが、特に独学の方にとって

私は絶対必須の問題集だと思います。

むしろこれ一冊極めて過去問でも十分と言っても過言ではありません(笑)

友人で、センサーと東大の赤本だけしか地学の対策をしていない人も居ました。

他科目も点数を取り、地学もしっかり抑えたいけど、時間が限られていると感じられる方は、センサー以外の問題集にまで手を出さずに、センサーをやって過去問に入ってしまった方が、もしかしたら入試の総合点が上がるかもしれません。そのあたりは是非自分の入試までの計画から判断してみてください。

基礎と基礎なしで分冊になっているのが煩わしい場合は、旧課程版を購入してもいいと思います。

 

ちなみに、旧課程や旧旧課程も地学全範囲を網羅している問題集なんてほとんどないです。

一部、「伊藤の地学」や「地学IB・Ⅱ図解計算問題の解き方」のようなものもありますが、それについてはこちらの記事に書いておきます。

また、共通テスト短期攻略で基礎なし地学も出版され、それについても以下記事に私の個人的な感想を簡単にまとめております。

 

tigakutenohira.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

過去問

志望校の過去問はもちろん、本来なら他大学の過去問にも時間の限りあたっておいた方がいいとおもいます。

しかし、忘れてはならないことは自分の志望校を優先することです。

「地学は10年すれば内容が変わりうる」みたいな内容が、どこかの大学の赤本に書かれていた気がしましたが、その大学の過去問に変わりはないので志望校だけを手に入れるだけ手に入れて遡って解いてもいいです。

地学にも東大や京大みたいに天文分野が計算エグかったり、大学によっては細かい教科書の隅に書かれた言葉を問題にして出したりなどクセがあるからです。

内容が変わるといえば、私の経験だと古い問題集をやっていたため、冥王星が太陽系に入っている問題にチョクチョク出会いましたが(笑)

 

他大学の過去問は、理系地学受験の人なら知っている人も多いと思いますが

くぬぎ出版の「全国大学入試正解集」というある年の地学を実施している国内全大学の2次試験およびセンター試験地学の過去問を載せたもの(私は電話帳と呼んでます)があります。日本列島を北から南へ国立大と私立大別に掲載されています。

その過去問には解答はありますが解説がなく、そのうえ解答に誤植が結構ありますが、手に入れづらい入試地学のなかで問題演習量としては十分にあるので、私はお気に入りです。(センサーなどの傍用問題集の次くらいに)

 

共通テスト対策でもセンターの過去問を大切にしてください。

センター試験は終わってしまいましたが、良問揃いのため、追試含めて過去問集は良い演習書になると思います。

 

 

 

 

 

tigakutenohira.hatenablog.com

 

 

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共通テストパックについて 【地学選択者向け】

※当記事はセンター試験が行われていた時に執筆したものを一部加筆、修正したものです。そのため共通テストに必ずしも対応しているとは限らないことをご承知おきください。

 

こんにちは

 

 

 

今回は共通テストパックについて書きます。

前半部分は地学選択以外の方でも読んで参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 共通テストパックの前に

 センター試験パックとは・・・

高校生の人はもしかしたらセンター試験パックと言われても、パッとしない人が居るかもしれません。

 

センター試験受験者数が多い科目(要は簿記やドイツ語のようなのではなく国語や英語など)を取り集めて、1回分の本番形式にしたものです。

もちろんマークシートがついています。

合格目標ライン一覧が付録でついている種類もありました。

そして共通テストも同様に共通テストパックというものが用意されています。

 

 

ー種類紹介ー

青パック

駿台文庫から出版されています。

文字通り青いパッケージです。

センターパックの時は、難易度は本番よりちょっと難しいとか言われたり、言われなかったりです。

 

 

 

 

 

桃パック

(って呼ばれているらしい)

河合出版から出版されています。

文字通り桃色、ピンクのパッケージですね。

私が使っていたころはもう少し濃いピンクでしたが(すごくどうでもいい)

センターパックの時の難易度は本番と同じくらいと言われたり、言われなかったりです。

 

 

 

 

 

 

緑パック

(って呼ばれているらしい)

Z会から出版されています。

文字通り緑色のパッケージです。

難易度は本番よりはるかに難しいとか、二次試験で出されそうな問題を無理やりマークにしているとか言われたり言われなかったりです。

実はこのパックの過去問がZ会のセンター予想問題集(今の緑本)に使われているらしく、予想問題集の表紙に「本番より難しいから力がつく」みたいなことが書かれているらしいです。出版社側が難易度無視宣言していますね(笑)

ちなみに、家庭教師のバイトで教えていた生徒が緑パックを購入したら、もう一回分のセンターパックをもらっていました。難易度は相変わらずで、印刷の質が若干落ちていた印象でしたが(;´・ω・)

 

 

 

 

 

 

 まとめ

難易度の目安を書きましたが、科目によって実際の本番や今までの過去問より簡単とか色々ありますし、インフルエンザなどで追試を受けることになる可能性だって0ではないので聞き流す程度にしておいてください(;´・ω・)

友達との会話のネタくらいにはなるかもしれませんが。 

 

とりあえず、この3種類が個人で入手できるものなはずです。

 

 

その他のパック

ベネッセのパック

代ゼミの白パック

河合塾のもう1つのパック(Kパック)

などがありますが

予備校に通っている人専用や学校販売のものになるため、上記の3種よりは入手が難しいです。特に宅浪の人、予備校に通っていない仮面浪人、高卒認定の人にとって・・・

(たまにヤフオクやメルカリなどで入手することもできます。ただし正当な入手法ではないのでオススメはしません!

 

 

 

 

 

 

 

地学選択者向け 

 

注意点

 

上にも書いたようにパックには受験者数の多い科目が集められています。

 

単刀直入に言いますと

地学基礎は収録されていますが、基礎なしの地学が収録されているものが少ないです。

 

個人で手に入る3種類でも、桃パックのみ基礎なしの地学が収録されています。

青と緑には残念ながら収録されていません。

さらに残念なことを言いますと

個人では手に入りづらい方のパックには、基礎なしの地学が意外と収録されています。

 

 

 

 

地学基礎選択の人

迷うことなくパックを3種類買ってしまっても構いません。

別に1種類だけ購入というパターンや買わないというのもアリだと思います。

 

パックは本番を意識できるとはいえ

「得意科目は対策しなくても良い」、「苦手科目のみを集中して勉強したい」

という人には時間とお金のロスになります。

また

「国語や英語の選択肢がどうしても本番より質が落ちる」、「数学の誘導が本番と違って不親切」

などの理由から、購入しても理社と英語の文法だけなどのような少しブルジョワなことをする受験生もいるらしいですね(笑)

 

私は宅浪時、時間をはかってパックをやったら1日つぶれました(;´・ω・)

正確には3種類やったため、年末の3日つぶれましたね。

パックが終わると答え合わせ、解き直しをしましたが、その日は疲れて他の勉強のやる気がなかったです。

まあ、私の受験時代は地学Ⅰだったため、お構いなしにフルで出来ちゃったからかもしれませんが(笑)

 

 

 

 

 

問題となるのは

基礎なし地学を選択する受験生

 

家庭教師の生徒の場合

3種類ともパックを購入して、青と緑は地学抜きで時間を測って解いていました。

つまり800点満点にしていたわけです。

 

私はこの方法が無難だと思います。

あとは過去問と教科書の熟読で十分だと思うので。

 

 

 

世に出回っている共通テスト対策の本も地学だけ用意されていない様子ですが、私の感覚からすると地学は現在の入試、特に2次試験などでは問題文、図や資料、地学の知識、他の理科科目の知識、計算力などを程よく組み合わせて解くことのできる問題が多いため、他の科目よりも既に思考力問題という条件を満たしていると考えています。

 

 

他には桃パックのみを今年発売、過年度分を購入して、他のパックを1つも買わないという手段もあります。

 

 

学校側が学校専用のパックをくれたり、大手予備校に通っていて手に入るようでしたらフル活用してください。

 

青桃緑以外のパックが入手できず、地学の問題が欲しいという人は

多少リスクを負いますがメルカリやヤフオクで購入という手もありますが

個人的には本番ほど質が良くないという考えに賛成なのでリスクを負ってまで入手するものでもない気もしますが・・・

一応、駿台文庫から基礎なし地学の「共通テスト 短期攻略」もあります。

 

 

 

 

 

 

tigakutenohira.hatenablog.com

 

 

地学の受験勉強法 -センター試験後-

この記事を投稿する時期が、記事を書いている年のセンター試験直後なので

とりあえずセンター試験お疲れさまでした!

 

 

 

ほんの少しは気が楽になったのではないでしょうか?

自己採点してみて目標点に届かなかった、過去問や模試よりできなくて大失敗という人も居るでしょうし

二次配点が大きい、まだ受かったわけではないから気が楽にならない!という人も居るでしょう。

 

「私が大学入学を決めた時のセンター試験が成功か?」と質問されたら

受験全体を見てもセンター試験だけを見ても成功だと思っていますが(大成功ではないですよ)、他の人から見たら当時の私のセンター試験は失敗にもなります。

人によって結果の受け止め方は様々ですから(;´・ω・)

私の場合、センター終わった翌日は気が楽になったどころかテンションMAXでしたね。二次試験受かった時よりテンション高かったです(笑)

 

 

とにかく1つの山場を越えたわけですし、1日くらい休憩を入れてもいいのではないでしょうか?

というのが私の個人的な意見です。

普通の受験生ならば年末年始をつぶして勉強しているはずなので(笑)

私と同じく宅浪した友人は、年末年始に家族でスキーに行ってましたが(;´・ω・)そういう方に限って難関大学に受かっちゃったりして世の中の理不尽さを感じます。ちなみに彼は〇都大学に合格しました。

ただし調子に乗りすぎて交通事故などに合わない程度に・・・

 

宅浪時の私は、センター翌日は勉強せずに

原付の免許を取っていたので、原付に乗ってブックオフにセンターでしか使わない参考書(理系なら社会科目、文系なら理科科目など)を売りに行き、海を眺めに行ったり映画を見に行ったりしていました。

客観視すると宅浪という無職の1人行動としては、かなり気持ち悪いですね(笑)

 

話がどうでもいい方向に脱線しました(;´・ω・)

 

 

 

 

 

 

 

 

センター後の流れ

 

リサーチを出して、そこから志望校を変更するかどうかを考える。

宅浪の人などはネットで予備校が出す判定を確認するのではないでしょうか?

並行して二次力の回復に勤しむ。

 

 

 

そして

願書を書く。

(センター前に書いてしまう人も居ると思いますし、私大はセンター直後には既に出願し終えていないと間に合わないかも)

 

 

 

出願する。

これも私大を始め、何日までの消印のような締め切りに要注意です。

早め早めに行動するのが無難だと思います!

 

 

受験開始

受験票届いたり(ここで足切りもわかります)、私大受ける。

センター利用を筆頭に、私大の合格発表も始まる。

国立前期を受ける。

中期を受ける。

前期合否発表

後期を受ける。(前期受かっている人は受けなくてよい)

後期合否発表

 

 

 

 

大まかにこんな感じですよね?多分(;´・ω・)

 

 

ここまでは多くの受験生共通だと思います。

結構余計なことばかり書いてしまって

ようやく本題の地学を二次で使う受験生に向けての内容です。

と言っても、いつものことながらそんな大した内容ではないです(笑)

 

 地学受験生向け勉強の進め方

まず

必要なものは志望校の過去問(なるべく最新年度)です。

どの科目も同じだと思いますが・・・

私のすすめる勉強法としては

間違ったところを教科書と資料集を使って補強するという流れは、センター前の勉強法と大体同じです。

 

既に志望校の過去問の最近何年分かを何回も解いていて完璧という人も居ると思います。

そういう方は

  • Amazonで安く手に入るかはわかりませんが志望校の古い過去問をさかのぼる
  • 志望校以外の最新年度の過去問を解く
  • もう1回傍用問題集などの標準問題を解く

思いつく限りで、これらの方法があります。

まだ最新の赤本や青本などに掲載されている分を解き終えていなくても、入試までに解き終えて完璧と感じた人は地学に時間を割くならば、上記の方法を試してください。

 

 

 

 

1.志望校の古い過去問をさかのぼる方法

メリットは、難易度や質は恐らく保たれていることです。

デメリットは、傾向が変わっていたり、指導要領の問題、購入費用に対する効果がイマイチかもしれないことです(既に購入済みの人は気にしなくて大丈夫です)。

 

2.志望校以外の最新年度の過去問を解く

メリットは、指導要領的にも問題がなく、最近の地学の話題にも触れられているから予想問題になりうることです。

デメリットは、大学によって傾向が違う、他の理科ほどではないが難易度に差があって志望校と同じ質が必ずしも保てるわけではないことです。

 

 

3.傍用問題集などを再び解く

メリットは、基礎を固め直せる、ここで新しく購入費用をかける必要がないことです。

デメリットは、志望校と同じ傾向と質が必ずしも保てるとは限らないことです。

 

 

 

 

最後に

地学ばかりに目が行かないように、他科目とのバランスや配点比率を考慮して勉強することが大事だと思います。

 

 

センター地学 要点整理18

 

 

 

#巨星の後、太陽の質量の7倍以上の恒星は、超新星爆発を起こして

  • 太陽の質量の7~8倍の恒星は、すべて飛び散る
  • 太陽の質量の8~10倍の恒星は、中心部に中性子星白色矮星より高密度)ができる
  • 太陽の質量の10倍以上の恒星は、ブラックホールをつくる

鉄より重い元素超新星爆発のときにできる

 

 

 

#散開星団・・・100~1000個の恒星の集まりで、比較的若い種族Ⅰの星、星間物質が伴っていることが多い、銀河面に沿って分布している

おうし座のプレアデス(5000万年前に誕生)、かに座のプレセペなど

 

 

#球状星団・・・数十万~数百万個の恒星の集まりで、比較的古い種族Ⅱの星、星間物質をほぼ伴わない、銀河面から離れた部分にも分布している

ヘルクレス座のM13(100億年前に誕生)など

 

 

#種族Ⅰの星は超新星爆発後につくられたため重い元素の割合が多いが、種族Ⅱの星は重い元素の割合が少ない

 

 

#銀河系は約2000億個の恒星(太陽もそのうちの1つ)が含まれる

 

 

#球状星団の距離は、ケフェウス型変光星などの脈動変光星の変光周期と絶対等級の周期光度関係を用いて算出する

 

 

#球状星団は銀河系全域に分布しているが、大部分の恒星や星間物質は円盤状の部分に分布している

 

 

#バルジは古い恒星が集まっていて、恒星の乱雑な運動、星雲の激しい運動が起こっている

 

 

#種族Ⅰの星は銀河円盤内をほぼ円軌道で運動、種族Ⅱは銀河円盤内に限らず円軌道や楕円軌道で運動

 

 

#楕円銀河は星間ガスが少なく種族Ⅱの星が多い、渦巻銀河棒渦巻銀河は種族Ⅰと種族Ⅱがまじりあっている、不規則銀河は星間ガスが多く種族Ⅰの星が多い。

 

 

#強い電波を出している電波銀河は巨大な楕円銀河であることが多い

 

 

#放射エネルギーが大きいセイファート銀河は渦巻銀河

 

 

#クエーサー・・・電波銀河やセイファート銀河の中心核の中でも特に活発なもので、赤方偏移が大きい

 

 

#銀河の中で球状星団や最も明るい恒星の絶対等級はどの銀河もほぼ同じ

 最大のHⅡ領域の大きさもほぼ同じ 

 

 

#銀河が密集した銀河団が泡状となり、ボイドとともに巨大な網目構造を形成している

約3億光年のところにはグレートウォールがある

 

 

#後退速度と光速が等しくなる地点が宇宙の地平線

 

 

#約3Kの物質から放射されるエネルギー分布と同じ電磁波が宇宙のあらゆる方向から

やってきている→この放射を3K宇宙背景放射

これにより宇宙の初期は高温高密度であった

 

 

#宇宙に非等方性があり、そこから銀河や銀河団をはじめ、現在の宇宙の構造をつくったと考えられている

 

 

 

 

 

センター地学 要点整理17

 

 

#コロナは高温(約200万K)なためX線を放出する。

X線は地球大気に吸収されてしまうため人工衛星で観測

 

 

#黒点は強い磁場をもつ

 

 

#太陽が気体で赤道加速があるため黒点からわかる自転周期は低緯度ほど短い

 

 

#黒点が多いときは太陽活動が活発な時黒点の数は約11年周期で変化している

フレアも黒点が多い時期によく起きる

 

 

#恒星の明るさは距離の2乗に反比例する

 

 

#表面温度が高い順に恒星のスペクトル型がO,B,A,F,G,K,M

 

 

#恒星のスペクトルの暗線からスペクトル型、主系列星か巨星かなどの分類→HR図にあてはめる→絶対等級測定→恒星の視差が求まる・・・分光視差

 

 

#年周視差が測定できるのは1000パーセク以内の恒星だが、分光視差ならば数千パーセクのB,A型の恒星まで距離が推定できる

 

 

#同じスペクトル型の恒星・・・明るいほど半径が大きい

 

 

#同じ明るさの恒星・・・表面温度が低いほど半径が大きい

 

 

#超巨星(ベテルギウスなど)は平均密度は小さいが、中心密度は非常に大きい

 

 

#白色矮星シリウスBなど)は平均密度は超巨星よりもはるかに大きいが、中心密度は超巨星と同じくらい

 

 

#星間物質・・・星間ガス(水素)、宇宙塵(固体微粒子)

 

 

#星間雲・・・星間物質が密になったところ

光星雲や暗黒星雲があり、これらの内部は赤外線や電波で観測

 

 

#星間雲が収縮し解放された重力エネルギーで温度と圧力上昇で原始星が出来る

 

 

#原始星がゆっくりと収縮するなかで、水素が核融合を始めて主系列星になる

 

 

#主系列星では質量光度関係が成り立つ

 

 

#恒星の明るさは質量の約4乗に比例し、恒星の寿命は質量の3条に反比例

 

 

#主系列星以降では

  • 太陽の質量の半分程度の恒星は核融合が止まり、中心部は収縮して白色矮星になる
  • 太陽の質量の半分より大きい恒星は、中心部収縮、外層膨張で巨星になり、太陽の質量の7倍より小さい場合は外層のガスが惑星状星雲中心部が収縮して白色矮星になる    中心部の温度が10^8Kを超えるとヘリウムが核融合して炭素や酸素になる

質量の大きな恒星の核融合は、最終的に安定した鉄になりそれ以上は進まない

 

 

 

センター地学 要点整理16

 

 

# 1恒星日・・・23時間56分4秒、天の北極回りを恒星が一周するように見える周期(地球の自転周期とほぼ等しい)

 

 

#1太陽日・・・太陽が南中してから次の南中までの周期、地球自身が公転するため1恒星日より4分ほど長い

視太陽と平均太陽で1視太陽日と1平均太陽日となる

 

 

#1太陽年・・・太陽が黄道上を一周し春分点から春分点に動く周期

歳差運動により春分点が移動するため地球の公転周期よりやや短い

 

 

#年周光行差はどの恒星も最大20.5’’

 

 

#惑星が西から東へ動くときが順行、東から西へ動く時が逆行

 

 

#水星・・・平均密度が地球型惑星2番目に大きい

 

 

#金星・・・大きさや組成は地球に似ている、気圧は地球の約90倍、大気は二酸化炭素がほとんど

 

 

#火星・・・季節変化もあり、極付近には極冠という氷や二酸化炭素がある、気圧は地球より小さい、大気は二酸化炭素がほとんどだが温室効果は弱い

 

 

#木星・・・表面付近の気体は水素とヘリウム、中心付近は圧力が強いため液体水素、さらに内部では金属水素、岩石や氷からなる核があると考えられる、アンモニアの雲がある、衛星のイオは月と同じくらいの大きさだが活発な火山活動が見られる、衛星のエウロパは表面一部が氷で覆われている

 

 

#土星・・・平均密度が太陽系の中で最も小さい、強い磁場があり、高緯度ではオーロラが現れる、衛星のタイタンの厚い大気にはタンパク質のもとになる物質がある

 

 

#天王星・・・大気にメタンがあるため青色に見える、自転軸が横倒し

 

 

#海王星・・・メタンがあるため青色に見える、内部には水、アンモニア、メタンが混ざった氷があると考えられている、黒斑という渦の動きから大気の動きが短い周期で変化していると考えられる

 

 

#彗星の塵が彗星の軌道に散らばって、そこを地球が公転することで、塵が大気圏に衝突して流星となる

 

 

#月の海は玄武岩のような岩石から構成されていて黒っぽく、陸は斜長岩から構成されていて白っぽい

 

 

#月は鉄の核がないため、平均密度は地球より小さい